褒めればいいですか?叱ればいいですか?——脳科学が教える、声かけの答え

「子どもを褒めて育てるといい、とよく聞きますが……どこまで褒めていいのか分からなくて」

保護者の方からよくいただく声です。「褒め方・叱り方」は、ピアノの練習においても子育て全般においても、多くの親御さんが迷われているテーマです。

脳科学の観点から言うと、褒めることも叱ることも、どちらも正解です。ただし、どちらも「使い方」が命です。

まず褒め方について。大切なのは「結果」ではなく「プロセス」に声をかけることです。「上手に弾けたね」という結果への言葉は、子どもに「うまくできたときだけ認めてもらえる」という感覚を育ててしまいます。一方、「最後まで諦めなかったね」「難しい部分をゆっくり練習していたね」というプロセスへの言葉は、前頭前野を活性化し、「もっとやってみよう」という内発的な意欲を育てます。

叱り方も同じ原則です。「なんでできないの!」という言葉は、子どもの脳にストレス反応を引き起こし、かえって思考力を低下させます。「ここをこう変えてみよう」という具体的な指摘が、脳の学習回路を正しく動かします。

褒め方・叱り方は、愛情の量ではなく言葉の質で決まります。ピアノの練習は、毎日その「質」を磨く絶好の場です。渡辺ピアノ教室では、お子さんへの声かけについても、保護者の方と一緒に考えていきます。

つくば市 渡辺ピアノ教室 渡辺貴子

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