【梅雨と脳科学】③梅雨明けに差がつく子——夏休み前までに脳を整える方法
「夏休みに入ったら、もっと練習できるはず」
そう思っていたのに、いざ夏休みになると生活リズムが崩れて、
かえって練習できなかった
——そんな経験はありませんか?
実は、夏休みの過ごし方は「梅雨明けまでの準備」で決まります。
脳には「習慣回路」という仕組みがあります。
毎日同じ時間に同じことをくり返すと、
脳はそれを「当たり前のこと」として自動処理するようになります。
この回路が育っている子は、誰に言われなくても自分で動けます。
ところが、梅雨の時期に気圧の乱れや睡眠不足で生活リズムが崩れると、
この習慣回路が弱まります。
その状態のまま夏休みに突入すると、さらに崩れやすくなるのです。
逆に言えば、梅雨明けまでに脳の習慣回路を整えておいた子は、
夏休みも自分でリズムを作れます。
これが「差がつく」本当の理由です。
では、今からできることを3つお伝えします。
✔ 起床時間だけは固定する
何があっても起きる時間だけは変えない。これだけで脳のリズムが安定します。
✔ 練習を「決めた時間」にやる習慣をつける
「気が向いたら」ではなく「〇時になったら弾く」という回路を今のうちに作っておく。
✔ 不調の日も、5分だけ鍵盤に触れる
脳は「続けた」という事実を記憶します。量より継続が、習慣回路を守ります。
夏休みに差がつく子は、夏休みが始まってから頑張る子ではありません。梅雨のうちから、静かに脳を整えてきた子です。
「梅雨と脳科学」シリーズ、3回お読みいただきありがとうございました。


