【梅雨と脳科学】①睡眠こそが、ピアノの上達を決める

「梅雨になると、なんとなくだるい」
「練習しても、身についている気がしない」

この時期、そんなお声をよく耳にします。

実はこれ、気のせいではありません。

梅雨の気圧変化や蒸し暑さは、睡眠の質を下げます。
そしてピアノの上達に、睡眠は欠かせない要素なのです。

脳科学的に言うと、練習で得た情報は睡眠中に「海馬」から「大脳皮質」へ移動し、
長期記憶として定着します。
どれだけ丁寧に練習しても、睡眠が浅いと記憶が定着しにくくなる
——これが脳の仕組みです。

逆に言えば、良質な睡眠をとれている子は、同じ練習量でも効果が何倍にもなります。

この時期に大切なのは「練習量を増やす」ことではなく、「睡眠の質を守る」ことです。

今日からできることを3つ。

✔ 就寝1時間前はスマホ・タブレットをやめる
✔ 練習は夜遅くなりすぎないよう、夕食前までに終わらせる
✔ 入浴で体を温め、深い眠りに入りやすくする

梅雨の時期こそ、脳をしっかり休ませてあげてください。それが、秋の発表会への一番の近道です。

次回は「気圧と集中力——なぜこの季節はやる気が出ないのか」をお伝えします。

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